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メカノレセプターを知っていますか?
なぜ足趾が浮いている、反っているだけで体に影響があるのか?
これは、地球の重力が関係しています、我々は地球の重力に引かれながら、生活しています、その重力の影響を受けながら、立ち・座り・走り・歩き・・・・生活しています、
人のカラダには、感覚受容器というセンサーがたくさんあります、人が動くとは、このセンサーからの信号が脳へ送られ、脳からの信号が各筋肉に下行伝達されます。だから人は重力に抗うように、立ち・座り・動けるのです。
この脳への信号を送るセンサー、動くのに最も必要な大地の情報を受け取るセンサーが足裏のメカノレセプターです。
浮き指になっている、踵に体重が乗っている、足の裏が痛い、ということがあると、平衡覚を司る、メカノレセプターの機能が正常に働きません。これが最大の原因です
脳は、送られてきた情報通り、筋肉に司令を送ります、筋肉も脳からの指令通りに働きます。
でもこの最初の指令(地面の情報)が間違って送られたらどうなりますか? 地面の傾き・形状が歪んだ状態で送られていたら?
街中では健康促進を目的とした、形状が凸凹したようなインソールや足の開帳を制限する靴下、靴底が揺りかごのような形状の靴などを見かけます。これはまさに地面の情報が誤って送られる原因となるのです。
足裏の感覚器官(メカノレセプター)は、感じたまま正直に、脳に情報を伝達します。そうして出来上がったのが我々の今の姿勢であり、その姿での、重心、体幹力、体軸、平衡覚、柔軟性に大きな影響を与えるのです。
体感テストは、普段ご使用いただいている靴を履いた状態、インソールを入れた状態、靴下を履いた状態を体感してください。
そして、素足と比べてください。素足より、弱く・安定感が悪く、可動域が少なく、カラダが固くなるようでしたら、それは、足裏の感覚器官(メカノレセプター)に間違った情報を脳に送っているということです。
足趾を使っていない重心位置と、足趾を使っている重心位置は単純に違います。踵に重心が偏っている頭の位置、足趾を使った頭の位置で、重心が違うことを体感してください。
足趾を使った場合、頭の位置は後方に移動します、それの状態をキープするため、下方に運動連鎖(筋肉)が働きます、この運動連鎖(筋肉)が、足趾を使った姿勢になります。
浮き指だと、片足に26ある関節を働かせていません、足趾だけでも19あります、全身に関節は260あります、そのうちの20パーセントも足には関節があります。この関節を浮き指の場合は、使いませんのでその関節についている筋肉も働きません、
主に、足底の屈曲する筋肉が働きません。
と同時に、メカノレセプターも正確に機能しません、その情報を元に、姿勢が構築され、動くのですから、不安定になるのです。
だから、足趾は大切なのです、足裏の情報を脳に送り、私たちのカラダを、重力に影響されないようにしているのです。
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